ドイツで21日に自動車労働者が全国規模の抗議を実施。VWはポルシェ関連ののれん減損を含む業績予想の下方修正を発表し、19日に報じられた4000人超の追加削減案の噂をポルシェ側が否定した。
ドイツの自動車産業をめぐる抗議はVW、BMW、部品大手ボッシュで行われ、VWはポルシェ部門に関する60億ユーロののれん減損を含む業績予想の下方修正を公表した。今後の人員削減や再編を巡る議論が活発化した。22日までの動向として、選挙結果にも影響が及んだと報じられている。
VWは今月、過去最大規模の再建案として新たに約5万人の削減を掲げ、強力な労組との全面対立を回避した。一方、労組側は経営陣への問題解決を求める姿勢を再度示し、中国との競争公平性の保護やEUの補助金政策、段階的退職制度の継続を要求した。
ポルシェを巡る追加削減案が報じられたことに対し、ポルシェの最高経営責任者ライタース氏は、社内メモで『追加の4000人削減 planはない』と表明し、既存の再編計画は承認済みで変更を想定していないと述べた。