銅スクラップ回収・販売の天進商事を三ッ星が子会社化する。株式交付と現金対価を組み合わせて51%を取得し、銅を軸とした資源循環型ビジネスの強化を目指す。
非鉄金属リサイクル分野を拡大する目的で、三ッ星は銅スクラップの回収・輸出入・販売を行う天進商事を子会社化する方針を示した。天進商事は銅スクラップの原料調達力と取引ネットワークを有し、同社のノウハウを自社の資金調達力や品質・生産管理ノウハウと組み合わせることで、既存事業の収益力を強化する狙いだ。
取得手法と評価額については、株式交付と現金対価を組み合わせて天進商事の発行済み株式の51%を取得する。株式交付分の株数は普通株式17万3300株、現金対価は1億5000万円を予定している。株価算定日を2026年9月9日終値866円として評価すると、株式交付分の価値は約1億5000万円となり、取得価額は合計で約3億円になる見込みだ。取得予定日は2026年10月26日。
今後の展望として、三ッ星は前処理工程の充実や高付加価値工程への展開を検討しており、銅を中心とした資源循環型ビジネスを新たな収益基盤として育成する方針を示している。