日本通信はフルMVNOサービスの開始を2度目の延期と発表し、開始時期を2027年春へずらした。NTTドコモとの音声/SMSの相互接続に技術課題があることが要因と説明している。
日本通信は、NTTドコモとの音声通信網およびSMS網の相互接続に基づく新サービスの開始予定時期を、当初予定していた日付から約5カ月程度延期すると発表した。今度の延期は2度目であり、正式な開始時期は来春をめどに設定された。
同社は2024年2月に相互接続について合意し、データ通信や音声の交換機、加入者情報の管理装置、SIMの独自発行などを自社管理機器で運用するフルMVNOとしてのサービス開始を、創業30周年の年度である今年5月24日に予定していた。
その後、半年延期して11月24日開始を目指したが、7月の相互接続協定締結後も緊急通信網の構築や相互接続の進展に伴い、テクニカルな課題が判明して再延期となった。
なお、他社のフルMVNO化の動きとしてmineoも下期をめどに開始を目指す予定である。
今回の延期は、日本通信にとってデータ・音声・SMSを含む全機能を自社運用する体制の実現に向けた技術的課題の克服が前提となるとみられる。