マレーシア移住を条件に従業員50人を一斉解雇したのは、アマゾンのコールセンター業務を請け負うテックマヒンドラ日本法人。解雇は日本での業務撤退に伴うもので、元従業員は移住案や離職票の未着などの窮状を訴えた。
ネット通販大手アマゾンのコールセンター業務を請け負うインドのITサービス企業テックマヒンドラ日本法人が従業員50人を一斉に解雇した。都内で元従業員らが記者会見を開き、解雇は日本でのコールセンター業務撤退に伴うものだと説明した。
同社のオフィスは都内にあるが、従業員は全国各地で在宅勤務していた。7月に従業員50人へ解雇を受け入れるか、マレーシアへの移住を通告。その後、組合側が日本での雇用維持を求めて協議したが、応じられず、8月末に解雇となったという。離職票の送付遅延など、手続きが遅れているとの指摘もあった。
記者会見で元従業員らは、解雇通告が忙しい時期の直後で戸惑いが大きいこと、失業給付の手続きが進まないことを訴えた。健康保険の傷病手当金の申請にも影響が出ているとの訴えがあった。
会社側は取材に対し、細部は上層部と協議中のため回答を控えると述べた。今後の対応や具体的な条件の公開時期については明らかにしていない。