カナダのコンビニ大手アルマンタシォン・クシュタール(ACT)はポーランドのジャプカ・グループの買収を発表した。2026年4月期の売上高は約12兆円超、世界1万7267店の規模で北米が中心の展開を続けている。
カナダのコンビニ大手ACTは、7月にポーランドのコンビニ最大手ジャプカ・グループの買収を発表した。買収を通じて国外展開を拡大する方針を示している。
同社の2026年4月期の売上高は765億米ドル(約12兆870億円)で、売上高規模は日本の大手小売と同等級に達する。売上の約6割は米国市場、欧州がこれに次ぎ、期末店舗数は世界17カ国で1万7267店。北米だけで9356店を抱える。
ACTは燃料販売の比重が高く、ガソリン売上が全体の7割以上を占めてきたことが特徴。近年は積極的な企業買収を通じて出店を拡大しており、過去22年間の売上高成長率は年率平均14%に達している。
買収戦略の転機となったのは03年12月の米サークルK買収で、売上高をほぼ倍増させた。その後も英蘭シェルの米国ガソリンスタンド事業などを取り込み、国外展開を強化してきた。