レーバーデイ明けに米ドル/円が一方向へ動く傾向が過去に観察され、2023年と2022年の動き、2024年の値動き、2025年の遅延要因が整理されている。
レーバーデイは9月の第1月曜日付近で、過去にはこの直後に米ドル/円が一方向へ大きく動くケースが多いとされる。2025年は9月7日、2026年は9月7日がレーバーデイになる予定である。夏休み明けの実質的なリスク許容度の回復が原因と考えられ、ポジションの長期維持が一方向の相場転換を促す可能性があるとする。
2023年にはレーバーデイ明けから米ドル/円がレンジを上放れし、その後10月にかけて150円の大台を試す動きにつながった。2022年にはレーバーデイ明けで140円の大台を突破し、145円へ迫る場面があり、日本の当局介入の可能性が警告された時期があった。
2024年は夏場に米ドル/円が約20円の急落を経験したが、レーバーデイ明け以降は再び米ドル安・円高が進み、141円台の安値を割り込み139円まで動く場面があった。夏の円売りバブルが終息した後の再転換としての動きが見られた。
2025年はレーバーデイ明けの動きが遅れ、9月下旬以降に動意が高まるパターンで終盤の動きが注目された。石破政権の退陣と自民党総裁選の動向が影響し、10月に高市総裁就任が決まると米ドル高・円安方向へ動く場面があったとの指摘がある。