Fortinetは市場予想を上回り2026年の見通しを上方修正したが、直近1週間で株価は31%下落。主因はServiceNowの悪化決算とAI関連不安によるソフト株の下落、投資家の見通し後退が重なる。
Fortinetは発表後に売上高が20億8,000万ドル(前年同期比20%増)に達し、非GAAPの1株当たり利益は0.91ドルとなり、市場予想の0.86ドルを上回った。ビリングスは29%増の23億4,000万ドル、フリーキャッシュフローは8億6,500万ドルを計上し、2026年の見通しを3度目の上方修正を行った。
一方で製品売上高は37%増の7億6,500万ドルと前期比で伸びが鈍化。サービス売上高は顧客のアクティベーション遅延の影響を受け、ビリングスの伸びが相対的に遅れた。複数の大手証券は FtNTの評価を見直し、BofAはニュートラルへ格下げ、ゴールドマン・サックスは目標株価を190ドルから165ドルへ引き下げ、ウェルズ・ファーゴは115ドルへ引き下げた。
市場はこの決算を受けてFortinet株価が急落した一方、同週にServiceNowが失望的な決算を発表したことも影響し、AI関連の懸念からソフトウェア株全体が下落。2027年には成長率が約10%へと鈍化するとの見通しも示された。Fortinetは2026年のサービス売上高を51億5,000万〜51億7,000万ドルと予想している。