日工組と日電協が9月7日に開いたプレスカンファレンスで、パチンコの新機能「通常時フラグ」と4つの新カテゴリの導入が発表され、来年2月の導入強化月間についても説明された。
日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は9月7日、今後のパチンコ・パチスロの方針に関するプレスカンファレンスを実施し、新機能「通常時フラグ」や四つの新カテゴリの導入、来年2月の「遊びやすいパチンコ・パチスロ導入強化月間」などを発表した。これにより、パチンコ機のゲーム性拡張と市場の遊技環境の改善を目指す意図が示された。
通常時フラグは、通常時に特定の契機を満たすと内部抽選で次の状態が決定される機能で、複数搭載可能、時短の種類や回数などが組み込まれる。具体例として規定ゲーム数の消化、特定のチャンス目、外れ図柄の表示・連続表示、大当たりや確変、時短から通常時へ戻る際の分岐などが挙げられ、従来の大当たり待ち中心の展開から多様なゲーム展開が可能になると説明された。
日工組はパチンコ機の新カテゴリ4つを導入し、ファンやホール関係者が機種を一目で判断できる表記ガイドラインを整備する。適用は今年11月導入機種から始まり、2027年2月以降も順次運用する。過去販売機種の分類は日工組Webサイトで確認可能になる見込みという。
来年2月には「遊びやすいパチンコ・パチスロ導入強化月間」が実施され、低・中射幸性の機種を中心に市場投入を促進する方針が示された。パチンコ側はレベル1・2の機種を優先販売、パチスロは比較的射幸性の低い機種を重視する形での展開が想定される。
関係者には、従来のシンプル機と新機能搭載機の2本柱で市場を活性化させたいとの考えが共有され、今後はメーカーの創意工夫次第で新たなゲーム性の機種が生まれる可能性があるとの認識が示された。