エステーの米びつ用防虫剤「米唐番」の容器形状が立体商標として登録された。登録対象は赤色のボトル部分と先端がとがった緑色のキャップの容器形状で、長年の使用実績を背景に公的認定を受けた。
エステー株式会社は、米びつ用防虫剤「米唐番」の容器形状について、特許庁から立体商標として登録されたことを明らかにした。今回の登録は、文字やロゴを伴わない容器の形状そのものが商標として認められた点に特徴があり、長年の使用実績に基づく認知度の高さが公的に認められたものと説明している。
登録された立体商標は、赤色のボトル部分と先端がとがった緑色のキャップからなる米唐番の容器形状であり、ブランドを象徴するデザインとして認識されていることを意味する。エステーは今後も知的財産の保護に取り組み、ブランド資産の保護を強化する方針を示している。
「米唐番」は2003年の発売以来、天然唐辛子パウダーと発酵アルコールを組み合わせた成分で米びつの虫を防ぐ防虫剤として販売され、5kgタイプ・10kgタイプのほか無洗米用もラインアップしている。容器は米びつ内へ吊るすことや直接米の上へ差すことが可能で、交換時期を示すゼリー機能やデザインも長く維持されている。防虫効果は使用状況により異なるが概ね約6カ月を想定している。
立体商標制度は、一定の独自性を備える立体的な形状を商標として保護する制度であり、文字やロゴがなくても登録が認められる可能性がある。エステーは今後も今回の登録を踏まえ、ブランド資産の保護を推進していく考えを示している。