アドバンスクリエイトが東証プライム市場の適合基準未達を理由に監理銘柄(審査中)に指定された。市場区分変更審査の結果次第で解除される可能性がある。
2026年10月1日付で、アドバンスクリエイトは東京証券取引所から監理銘柄(審査中)に指定されたと発表した。指定の理由は、流通株式時価総額基準および流通株式比率基準について改善期間終了時点で適合が確認できていないためとしている。
同社は現在、東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更申請を行っており、監理銘柄(審査中)の指定は市場区分変更に係る審査期間中の措置となる。市場区分変更の審査が承認されれば指定は解除される見通しで、2026年10月1日以降も主要市場での株式売買は通常可能とされている。
同社は過年度の広告取引やソフトウェアの資産計上などにおける不適切な会計処理があったとして再発防止策を策定し、ガバナンス体制の再構築を進めている。2026年9月期第3四半期の決算短信では営業損失2.71億円、経常損失3.40億円、親会社株主に帰属する四半期純損失7.68億円を計上し、債務超過は2.76億円となっている。さらに、2026年9月29日付で特別注意銘柄の指定および上場契約違約金の徴求通知を受けており、今後は改善計画と状況報告書の提出を予定している。
今後の対応として、表明された市場区分変更の審査結果次第で監理銘柄(審査中)の指定が解除される可能性があり、株式の売買は通常どおり継続される見込みである。