ヤマシンフィルタとミツフジが資本業務提携を発表。ナノファイバー技術を活用した着衣型生体デバイスと電磁波シールドの社会実装を共同で推進する。
両社は資本業務提携を結ぶことで、ナノファイバー技術の応用拡大を目指す。フィルターのろ材としての活用だけでなく、熱遮断や電磁波遮断といった新しい価値創出の可能性を見据えている。
ヤマシンフィルタはナノファイバーの用途開発を進め、信州大学と提携した取り組みを2026年5月に開始した。ナノファイバーは油圧フィルター以外にも多様な機能を持つとされる。
ウェアラブルデバイス分野では、電極式の正確な生体情報を日常利用に適した形で提供する着衣型デバイスの実現を目指す。ミツフジが保有するAGposs導電性繊維とデバイス開発の経験を活かし、共同で社会実装を進める。
データセンターにおける電磁波ノイズと排熱の課題に対しては、ナノファイバーでつくる電磁波シールドフィルターの提案が挙げられる。周波数帯に応じた最適化が課題だが、両社は市場ニーズと技術進化に適合させる取り組みを進める予定である。