アシックスが最大700億円の自社株買いを発表。上限は2000万株で、発行済み株式の約2.82%、2027年3月31日までに実施する。併せて2500万株の消却も発表され、将来の株式希薄化対策を進める。
アシックスは9日に最大700億円の自社株買いを行うと発表した。上限は2000万株で、発行済み株式総数に対して約2.82%に相当する。自社株買いは2027年3月31日までを実施期間とする。今回の買い戻しは同社の株主還元を強化する狙いとされる。
同日開かれた記者会見で広田康人会長CEOは株価は市場が決めるとしつつも、現状の水準が適正とかけ離れているとの認識を示した。株主価値を高める手段として自社株買いが有効だという見方を強調した。
加えて、30日に2500万株の自社株を消却する計画も併せて発表した。これにより潜在的な株式希薄化の懸念を払拭する狙いがある。26年12月期の連結業績は純利益が前期比22%増の1200億円、売上高は29%増の1兆500億円を見込む。