パラマウントとワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の約1100億ドル規模の合併に対する株主承認を巡り、株主投票が木曜に実施される。取引成立の可否が業界と規制の行方を左右する可能性がある。
パラマウントとWBDの統合合意は約1100億ドル規模で、WBDの株主は木曜の朝に特別株主総会で投票を行う予定だ。取締役会と複数の代理コンサルタントの支援を受け、承認が得られる見込みとされており、パラマウントはより大きな競合企業の買収に近づく可能性がある。株価面では、1年前にはWBD株が約8ドル、パラマウント株が約31ドルの水準だったことが対比として示されている。
投票の主要な段階として、エリソンCEOの統合への意欲が業界内外で議論を呼んでおり、数千人規模の関係者が公開書簡を通じて統合の影響を懸念している。反対派は規制当局の介入を期待しており、民主党系司法長官は取引がメディア空間へ及ぼす影響を調査しているとされる。
欧州や英国の規制当局も本取引を慎重に監視しており、EUでの迅速な承認のため譲歩を求める可能性が指摘されている。米国側はサウジアラビアなどの国家系投資家による資金提供の可能性を検討しており、引用された発言の裏付けが取引の進展に影響を与える可能性がある。
株主投票後の行方は、規制当局と株主の決定が最終的な結論を左右する見込みで、今後数か月での進展次第で結論が出ると見られている。統合が実現すれば、企業の負債増加や人員削減リスク、信用格付け機関の関心が引き続き注目される見通しだ。