9月のFOMCと日銀決定会合が同時に控え、両機関とも25bpの利上げが市場のコンセンサスとなっており、決定後の方針や発言のニュアンスが焦点になる見通し。市場関係者は両中銀をややハト派寄りで評価する可能性が高いと見ている。
9月15-16日にFOMC、17-18日に日銀金融政策決定会合が開催される見通しで、両会合とも市場の利上げコンセンサスは25bpとして意識されている。決定そのものよりも決定後の利上げペースや到達点を示す発言が重視される状況だ。
声明文や記者会見のニュアンスが相場の方向性に影響することがある一方、同時に市場関係者は実際の事実以上に場の空気感に左右される点にも注意が必要だ。FRBと日銀の両方が利上げを実施する可能性はあるとされるが、加速へと結びつく展開にはなりにくいとの見方もある。
FRBはインフレ抑制の信認を維持する必要性が高まっているとの観測があり、長期金利上昇の要因が財政・債務問題にあるとの背景もあり、BEIの動向が注目される。中東情勢の緊張と原油価格上昇の影響でBEIが上昇しているとの指摘もある。