米国大手VCアンドリーセン・ホロウィッツが日本進出を公表。東京オフィス開設を機に防衛やロボティクスを中心に日本市場の成長機会を重視すると説明した。
7日に東京都に新オフィスを開設した米国の大手ベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の日本展開を取材した。現地で日本市場の成長戦略や防衛・ロボティクス分野への投資強化が強調され、日本企業との連携や政治との接点強化も示唆された。
投資対象として dronesを含むドローン技術、アンチドローン技術、ロボティクス、サイバー防衛機能の開発、精密機械のサプライチェーンの強化などが挙げられ、日本市場での機会創出を大きく見込んでいると伝えられた。共同創業者らを含む関係者は、日本の防衛費増加や安全保障環境の変化に対応するための官民連携を重要視しているとの認識を示した。
日本側への期待として、日本企業の防衛関連領域の発展を後押ししつつ、a16z自体が日本市場の大きな成長機会を捉えるべきだと説明していた。高市総理との面談を冒頭に掲げ、防衛強化の方針を共有する場面も強調され、政治とテックの接近が進んでいる点が印象づけられた。
一方で、数年前には希薄だった防衛話題がAIやサイバー防御の文脈で現実味を帯び、テック産業の牧歌的時代は終わりつつあるとの認識が語られた。日本におけるテック企業と政府の協働が今後の成長の要点として位置づけられている。