AIサーバー向けに数千個単位で使われるアルミ電解コンデンサーの世界シェアを、日本ケミコンが握るとされ、今年6月の関連銘柄上昇とともに注目を集めた。
今年6月、AIサーバー関連銘柄が軒並み値を上げる中、株価が1年間で約5倍に伸びていた電子部品メーカーの日本ケミコンが注目を集めた。主力のアルミ電解コンデンサーは世界シェアトップとされる。
AIサーバー1台に数千個使用される欠かせない部品として、アルミ電解コンデンサーは大容量の電気を蓄え、電源ユニット周辺やGPU周辺回路で電圧を安定させる役割を担う。これに対し、MLCCは小型で層状構造の部品で周囲のノイズ低減などに使われる。
アルミ電解コンデンサーをAIサーバーに供給できるのはほぼ日系メーカーに限られるとされ、供給体制の安定性が技術動向の焦点となっている。