コマツは2027年3月期の通期予想を上方修正した一方、純利益は前期比7.3%減の見通し。1Q決算の振り返りと株主優待の内容を整理する。
コマツは7月29日、公表していた2027年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。背景として中東情勢の影響による一部地域の需要減少が期初想定より限定的とみられること、米国関税の影響が縮小したこと、最新の市場見通しを反映したことが挙げられる。通期の平均為替レートは1米ドル=150.0円から152.1円へ円安方向に見直された。売上高は4.1%増となる見込みだが、営業利益は2.2%減、税引前純利益は5.4%減、純利益は7.3%減と、増収減益の状況は変わっていない。配当予想は2027年3月期で中間90円と期末90円を前提とし、年間190円となっている。なお、直近の公表時点からの修正はない。
8月17日の東京市場終了時点でのコマツ株価は7,211円、前日比91円安の1.25%安だった。PERは18.3倍、PBRは1.82倍、配当利回りは会社予想で2.63%となっており、四半期ごとの進捗を見ながら株価動向を注視する状況だ。12カ月チャートの表示もある。
株主優待は自社建設機械のミニチュア模型(非売品)で、300株以上かつ基準日3月31日と9月30日を基準日として3年以上継続して名簿に記録された株主が対象となる。ミニチュアは2015年から毎年1機種ずつリリースされ、直近は2025年9月に水中施工ロボットのミニチュアが発送された。最新案内はCD110R-3(くるくるダンプ、スケール1/87)のミニチュアである。