日本ビルファンド投資法人が第50期決算を発表し、1口当たり実績分配金は2,489円となった。新規物件の取得と既存物件の賃料改定、売却益の寄与で前期比大幅な増益を達成した。
第50期は追加発行を通じて資金を調達し、「日本橋本町M-SQUARE」などのオフィスビル3物件を取得した一方で、「住友電設ビル」を売却した。新規物件の賃貸収益と既存物件の賃料改定により、売却益を含めた全体の利益が前期比で大きく増加した。
期末のポートフォリオは70物件となり、資産規模は取得額合計1兆5,608億円、有利子負債比率は42.6%に達した。
第51期(2026年12月期)は「NBF札幌南二条ビル」を売却する見込みで、既存物件の賃貸収入は増加する一方、売却益の減少により前期比で減益を見込む。内部留保の取崩しを実施し、1口当たり分配金は2,465円を見通す。
第52期(2027年6月期)は引き続き既存物件の賃貸収入の増加を見込み、1口当たり分配金は2,541円へ上方修正する見通し。市場賃料とのギャップ拡大を受け、賃貸収入目標と分配金目標を上方修正する。