10月の米株市場では、マクロ指標の動向とAI関連企業の決算・イベントが焦点となる。マイクロン決算やテスラの新型発表、NVIDIAのGTCベルリン、FOMC・CPI・PCE・GDPの発表が市場の注目点として挙げられる。
10月はマクロ面で雇用統計や消費者物価指数などの発表を経て、FOMCの方針や利上げの見通しが再評価される局面となる。特に雇用統計次第で米国債利回りや成長株のバリュエーションに影響が及ぶ可能性がある。
決算面ではマイクロン・テクノロジーが9月末の決算を公表し、ASMLやTSMも相次いで発表を控える。AIハードウェア需要の動向や設備投資の継続性が、半導体関連株の需給や価格動向に直結する見込みだ。
AI分野ではマーベル・テクノロジー・グループの投資家説明会やNVIDIAのGTCベルリン、オラクルのAI Worldなどが重なる。AIファクトリーとAI企業向け活用の両輪が市場の関心を集め、産業構造の変化を探る材料となる。
下旬にはNVIDIAのGTC BerlinでCEOの基調講演が予定され、オラクルのAI Worldもラスベガスで開かれる。これらのイベントを通じて、AI投資の成長が実需や企業のIT支出へどの程度波及するかが注目される。
10月の焦点は「金利相場から業績検証へ」となり、FOMCの金融政策判断と第3四半期決算の検証が市場の方向性を決める。AI投資の収益化やAIインフラの需要動向が、11月以降の相場の主軸を左右する可能性がある。