メタリアル傘下のSTUDIO55が、福田組と建築図面の検図業務支援を目的としたAI実証(PoC)を開始した。検図AIは図面の読込・自動判定・レポート化の3段階で不整合を出力し、検図作業の精度向上と担当者の負荷軽減を目指す。
メタリアルのグループ会社で建築DXを展開するSTUDIO55は、福田組との間で建築図面の検図業務を支援する検図AIの実証実験を開始した。PoCの目的は、図面の整合性確認に伴う作業負荷の軽減と確認精度の向上である。
検図AIは図面の読込を行い、AIとルールベースの処理で不整合を自動判定し、不整合リストとして出力する。処理は図面読込、AI自動判定、レポート化の3段階で構成される。
STUDIO55は企業ごとの図面ルールに合わせたカスタム検図AIの開発を特徴とし、実データを用いたPoCを通じて導入から運用まで伴走支援する体制を取る。福田組は新潟市と東京都に本社を置く東証プライム上場企業で、売上高は約1679億円、従業員は約2226名(2025年12月期)。
2030年期には連結売上高150億円を目指す中期的目標を掲げ、長期的には売上1,000億円を視野に入れる方針も示している。PVの拡大とM&Aによる事業拡大が進めば、建築DX分野での実務適用がさらに進展する可能性がある。