大阪公立大学大学院医学研究科の柏木伸一郎教授が医学監修を担当する乳がん検診啓発リーフレットを、10月のピンクリボン月間に合わせて全国の美容室・サロンを通じて提供開始した。
株式会社アジュバンホールディングスは、同社の啓発活動として、乳がん検診の啓発ツールを作成し、全国の美容室・サロン経由で配布を開始した。監修には柏木伸一郎教授(大阪公立大学大学院医学研究科乳腺外科)が就き、正しい医学的知識の提供を目指している。
現在、日本人女性の生涯罹患率が約1/8とされる一方、検診受診率は50%未満であり、未病層へ情報を届ける課題が指摘されている。今回の取り組みは、サロン空間という日常的な場を活用して、情報伝達の工夫を図ることを目的としている。
美容室・サロンという定期的に訪れる空間で、信頼関係のあるスタッフからの情報提供を通じて、乳がん検診についての理解と受診行動を促す新たな仕組みを作る狙いが説明された。
監修者コメントでは、医療現場の発信だけでは届きにくい健常者層への情報伝達の重要性が強調され、今後は医療機関とサロンが協働して社会課題の解決に寄与していく方針が示された。