TWOSTONE&Sonsが新会社Agenticを設立し、経営指標を起点とするAX事業を開始した。AI活用を経営成果へ結びつける支援体制を整え、企業の持続的成長を後押しする。若手CEOの就任や業界動向も踏まえ、今後の展開に注目が集まる。
TWOSTONE&Sonsは2026年9月17日、新グループ会社Agenticを設立し、AX事業を開始した。AXはAIによる企業変革を指し、経営指標から逆算して設計・実装・定着までを一貫して支援する体制を整える。代表取締役CEOには池田賢司氏が就任した。
市場動向として、2026年のAI市場は導入段階から具体的な経営成果を求めるフェーズへ移行しているとされる。ボストンコンサルティンググループの調査によればCEOの多くがAIエージェントの定量的成果を2026年内に期待しており、AI投資は売上高の約1.7%程度になる見通しとの報告がある。
Agenticの特徴は、売上や利益といった経営指標を起点にAXとBXを一体で設計する点で、特定のAIプロダクトへの依存を避け、既存システムや課題に合わせて最適解を提案する点にある。支援範囲は戦略策定から業務再設計、AIエージェントの開発・実装、定着まで一気通貫で対応する。
今後の展望としてAgenticはフィジカルAI領域へ進出する方針を掲げ、日本企業の競争力強化を目指す。現場の業務変革とデジタル技術を接続し、現場定着を伴走型で支援して高成長企業の創出を目指す。