オープンAIが従業員から約70億ドル相当の保有株を買い取るTOBを完了したと伝えられ、IPOを視野に資金調達を強化している。買い取り後の時価総額は直近の資金調達ラウンド時とほぼ変わらず8520億ドルの水準にとどまる。
オープンAIは従業員から約70億ドル相当の保有株を株式公開買い付け(TOB)で取得したと報じられている。これにより上場時の短期的な流動性問題を緩和し、IPO準備を円滑に進める目的とされている。
直近の資金調達ラウンドでの評価額はおよそ8520億ドルとされ、今回の株式買い取り後もこの評価額を維持している。資金調達にはアマゾンが500億ドル、エヌビディアとソフトバンクグループがそれぞれ300億ドルずつ参加しており、合計で約1100億ドルを確保している。
資金調達の追加として銀行を通じた富裕層投資家からの資金やARK InvestのETFを通じた投資があり、ARKが保有する未公開株式は約3%に達する。オープンAIはIPO目論見書をSECへ提出済みで、正式日程は未定だが第四四半期の上場を市場は想定している。
関連銘柄や市場の動向も併せて報じられ、今後の動向としてIPOの進展と内部株式の現金化の動きが注目される。ARK Investとの資金提供関係や資金源の多様化が、今後の資本構成に影響を及ぼす可能性がある。