岐阜プラスチック工業の子会社リスパックは関西工場(兵庫県加西市)に60億円を投資し、バイオマス容器の生産能力を1.5倍へ拡大する。
岐阜プラスチック工業の子会社リスパックは、関西工場に60億円を投資してバイオマス容器の生産能力を現在の1.0倍から1.5倍に引き上げると発表した。原料ナフサの調達リスクが高まる中、石油資源への依存度を下げる狙いもある。
関西工場にはバイオマス容器の成型エリアと自動倉庫を新設。人員配置の最適化と工場のデジタル化を進め、工程の自動化やAI・ロボットの活用を強化して生産の効率化と安定性を高める。
増築は12月から着手し、28年の本格稼働を目指す。リスパックの全プラ容器でのバイオマス容器比率は現状65%だが、関西工場拡張後は80%へ引き上げる計画。関西工場は24年4月に稼働を開始している。
現在のプラスチック食品容器の素材は9素材・4600アイテムだが、拡張後は11素材・5400アイテムへ増加する見込み。世界的な植物由来プラスチック原料の投資拡大を背景に、原料供給体制の整備が進んでいる。