ニューヨーク市場でドルは対ユーロで3カ月ぶり安値をつけ、米財務省が長期国債買い戻しの規模を拡大する方針を示したことが重荷となった。
ニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロで3カ月ぶりの安値を付けた。米財務省が長期国債の買い戻し規模を拡大する計画を明かし、ドル安圧力が強まったとの見方が広がった。
ベセント財務長官は国債買い戻しの規模拡大の可能性を示唆。19日に長期名目利付債を対象とする流動性支援の買い入れオペの規模を1回あたり少なくとも40億ドルへ倍増と発表し、市場の反応は限定的ながらドル安材料とされている。
米債利回りの動向をめぐる観測では、買い戻し拡大が財政懸念の負担を通貨に転嫁するとの声がある。一部アナリストは利回り抑制策が効果薄くドル安を招く可能性を指摘している。
円は対ドルで0.02%高の159.01円。日銀の利上げ観測が強まるとの見方が出る一方、欧州通貨は小幅に高止まりし、ビットコインは急伸して7万7178ドル台へ上昇した。