日本コークス工業は2027年3月期第1四半期決算で売上高が前年同期比16.7%減の202億円となり、営業損失は2.63億円に縮小した。コークス生産体制の最適化工事完了により操業は安定化し、今後の収益改善が見込まれる。
2027年3月期第1四半期の連結売上高は前年同期比16.7%減の202億円となり、営業損失は2.63億円だった。前年同期は7.40億円の損失であり、損失幅は縮小している。コークス事業の生産体制最適化工事が完了し、操業は安定化しているとされる。
事業セグメントではコークス事業が売上の中核を担い、総合エンジニアリング事業では抹茶等茶葉粉砕機の受注好調により増収増益となった。一方、燃料・資源リサイクル事業は顧客の事業転換による販売数量減少で減益となった。
貸借対照表では総資産が前期末比17.41億円増の1283億円となり、商品及び製品は31.8%増の138億円だが現金及び預金は11.2%減少して57億円となっている。純資産は前期末比2.2%減の340億円、自己資本比率は26.5%へ低下している。
当第1四半期の決算を踏まえ、通期では売上高1,016億円・営業利益36億円・経常利益20億円・純利益5億円を見込んでいる。第2四半期累計では売上高458億円・営業利益8億円を予想し、コークス事業の生産体制最適化が寄与する見込み。株主還元については配当未定とされ、前期の年間配当金は0円だった。