中部電力の安井稔社長が浜岡原発が立地する静岡県で鈴木康友知事と面会し、耐震データ不正を踏まえて経営姿勢の転換を示した。冒頭の報道公開へ方針変更した背景には地元関係者の批判があり、県と再調整した。
中部電力の安井稔社長は2日、静岡県庁で鈴木康友知事と面会し、浜岡原発の耐震データ不正を踏まえて「経営側からまず変わっていく姿勢を示す」と述べた。これに関連して、当初は全て非公開としていた方針を冒頭を報道公開とする方針に変更した。
安井氏は1日付で社長に就任しており、2日には浜岡原発周辺の菊川市を訪れて長谷川寛彦市長とも面会した。知事面会と同様に非公開の方針だったが、冒頭を公開するよう市側が見直しを働きかけた。
この一連の動きは、地元関係者からの批判を受けたことを受けて、県が方針を再調整したことが背景にあると伝えられている。