ギリシャのMETREN Energy & Metalsは、日本の化学大手へガリウムを長期供給する合意を発表した。2027年開始を想定し、年間最大で全体の16%を供給する見通し。
ギリシャのメトレン・エナジー&メタルズは、国内の自社施設でのガリウム生産事業について、日本の化学大手へ長期的な供給契約を結ぶことを発表した。企業名は現時点で非公表としている。
ガリウムはボーキサイトから抽出される重要鉱物で、中国が世界生産のほぼ全量を占める。日欧米の供給網強化が課題とされ、ギリシャでの生産が期待されている。
METRENは2027年の事業開始時点から年間50トンのガリウム生産を計画しており、今回の合意により全供給先が開始時までに固まる見通しを示した。
同社は今年7月にも米テクノロジー企業へ年間生産量の約25%を供給する長期契約を結んだと公表している。