中国・広東省の大学でAI搭載のメガネを用いたカンニングが発覚し、試験問題を撮影して解答を表示する仕組みが指摘された。レンタルサービスの普及が報じられ、大学側は電子機器の持ち込み禁止など対策を強化している。
中国・広東省の華南農業大学で男子学生が期末試験中にAIメガネを使用しカンニングが発覚した。メガネは縁をタップして問題を撮影し、レンズ上に緑色の文字で解答が表示されるとされる。試験開始から約10分後に監督が不正を指摘したという。
この事例を含め、中国国内の複数の大学でAIメガネやBluetooth機器を使ったカンニングが報告され、大学側は持ち込みを禁止する措置をとっている。2026年の高考を前に、当局は会場での通信機能を有する機器の取り扱いを厳格化する通知を出している。
中国国内の市場ではAIメガネのレンタルサービスが普及しており、3日間で約5000円程度の料金で利用可能とされる。レンタルサイトには「試験で使うと見つかりやすい」などのコメントも掲載され、需要が期末試験期間にピークを迎えるとされる。
日本企業が開発するスマートグラスの動向にも注目が集まる中、日本国内では2026年度の大学入学共通テスト導入に伴う規制強化の動きが伝えられている。日本企業の事例としてSABERAのデモや機能説明が紹介されている。