クレアシオン・キャピタルがJPホールディングスを経由してI-PECへ資本参加を発表した。I-PECは京都を中心に確認審査・検査・省エネ判定などを提供しており、2025年の法改正を見据え民間機関の役割拡大が見込まれる。
クレアシオン・キャピタル株式会社は、同社の管理・運営する投資ファンドを通じてJPホールディングス株式会社へ資本参加したことを公表した。出資の目的はI-PECの企業価値向上と中立・公正な審査体制の維持・強化に寄与することにあるとしている。
I-PECは京都府を中心に確認審査、確認検査、住宅性能評価、省エネ適合性判定などを一括して提供する指定確認検査機関であり、京都市内の建築確認件数で長年高いシェアを有している。建築物の安全性と法適合性を担保する公共性の高い業務を担っている。
2025年4月施行の建築基準法及び建築物省エネ法の改正を契機に、民間の指定確認検査機関の役割は一層重要になるとの認識のもと、JPホールディングスはJCIAグループと連携している。人材の採用・育成、審査ノウハウの共有、DXによる業務基盤の強化、対応エリアの拡大といったシナジーが見込まれる。
クレアシオン・キャピタルはI-PECの企業文化と中立・公正な審査体制を尊重しつつ、自社の知見とネットワークを活用して、I-PEC及びJPホールディングスの企業価値向上を目指す方針を示している。