東邦HDが慶應大発の再生医療ベンチャー、AdipoSeedsへ出資を発表。再生医療由来の医薬品の流通体制づくりを共同で支援する。
東邦ホールディングスは慶応義塾大学医学部発のスタートアップ、AdipoSeedsに出資したと発表した。今後、再生医療で作られる医薬品の流通体制の構築を共同で進める方針で、出資金額は非開示としている。
AdipoSeedsは2016年設立で、2026年6月時点の資本金は1億1000万円を計上している。脂肪組織から血小板を作る技術に強みがあり、皮膚潰瘍向けの医薬品などを研究している。東邦HDのほかコージンバイオからも資金を得ており、医薬品候補の開発費用などに充てる。
東邦HDは帝人リジェネイトや伊藤忠商事と組み、再生医療で作られた医薬品の流通やバイオ新興企業の支援で提携を進めている。7月には再生医療事業を手掛けるイシンファーマを子会社化した。
本件は出資を通じた協業の一環であり、再生医療分野の薬剤流通と創薬支援の強化を狙う動きとして伝えられている。