ゴールドウインはデータと現場感覚を組み合わせ、海外市場の開拓を進める。海外営業グループは北米・アジアを担当し、第三極の店づくりと物流の工夫に取り組む。
ゴールドウインは海外市場の開拓において、データ分析と現場の経験を両輪にして進めている。海外販売グループは北米とアジアを担当し、デスティネーションストアの新規開拓や既存店との折衝を担う。企画からPRまでを包括的に手がけ、ロジスティクスの調整にも関与する。
新規開拓は相手からのアプローチが起点になることもあるが、同社は自ら狙う店舗像を言語化して能動的に動くスタイルを取っている。狙いの店舗は機能性とファッションの中間に位置する第三極を目指す店で、アートやカルチャーにもアンテナを張る店舗を重点的に探す。
海外ではパンツなど単品購買の提案が多く、全身提案が難しい点や国ごとの関税ルールの違いなどが難題として挙げられる。現地の実務とデータを組み合わせて、倉庫契約や免税措置など根本の仕組みを見直すことで、海外展開を前進させるのがやりがいと語られている。
日常は海外出張や現地スタッフとの協働、デザインや撮影のディスカッション、販促の入稿など多忙を極めるが、現場の声を反映させつつサプライチェーンの最適化にも取り組む。パンツを中心とする定番ラインを軸に、用途と機能とデザインを緻密に組み合わせている。