東洋シヤッターの岡田敏夫社長が中期計画「TOYO ADVANCE5」2年目の振り返りと成長戦略製品の拡大、フェーズフリーやメイクウィズを推進する方針を語った。26年度は非住宅着工床面積の回復が期待できないとの見通しを示し、営業利益13億円を確保する計画を明言した。
中期経営計画「TOYO ADVANCE5」のスタートから2年目に入り、東洋シヤッターは非住宅分野に依存せず成長戦略製品の投入を加速していく方針を示した。フェーズフリー製品や顧客と共に作る「メイクウィズ」活動の拡大が注目されている。
25年度を振り返ると建設投資は旺盛だったものの非住宅着工床面積の減少により営業利益は前年度比で微減にとどまった。26年度は非住宅着工床面積の回復見込みがなく、量の確保にはリテール部門やメンテナンス部門の拡大と採算管理の徹底、価格転嫁の推進が課題になるとの見通しだ。
成長戦略製品の売上高目標を現状の約7億円から20億円へ引き上げる計画を示した。また大阪の港湾施設企業と共同開発した水防引き戸を今後数年で約100台の納入を見込み、川上営業でのPRを強化する意向を示した。人材育成では階層別研修とeラーニングを充実させ、若手交流会や岡田塾を通じた教育を強化する。
中長期の展望として国土強靱化や防衛施設整備の動向にも関心を持ち、これら分野に適した製品開発や販路づくりを進めたいとの考えを示した。横顔として趣味の模様替えについても触れた。