大阪の三社電機製作所が、太陽光発電・蓄電池・水電解などの用途に共通して使える250kW級のマルチユース双方向DC/DCコンバーターを開発。最大1MWまで四台並列運用が可能で、モジュール故障時は他のモジュールで運転を継続する設計となっている。
三社電機製作所は、太陽光発電・蓄電池・燃料電池・水電解システムなどに対応するマルチユース双方向DC/DCコンバーターを開発した。単体で250kWの出力を有し、最大1MWまで4並列で構築できるほか、モジュール構成を採用して故障時の運転継続と保守性を高めている。
本製品は用途ごとに異なるDC/DC機器を共通化でき、出荷時設定で最適化されるため、設計・調達の負担軽減が期待される。PV、蓄電池、燃料電池、水電解系を組み合わせたDCマイクログリッドの実現にも適している。
受注開始は2026年10月からで、販売価格や納期は同社営業窓口へ問い合わせる形になる。モジュール4台の並列運用により、将来の設備増設や冗長構成にも対応できる設計となっている。
今後は世界的な電力需要拡大と脱炭素化の進展に伴い、直流電源・設備の共通化とモジュール化が促進されるとの見方が示されている。