西海岸最大級のティー・フェスティバルでジェトロが日本茶のPRを実施。ブースでは和紅茶をはじめとする冷茶系商品の人気が高く、来場者の購買動向やオンライン購入の関心が見られた。
米国ワシントン州シアトルで9月26日〜27日に開催されたノースウエスト・ティー・フェスティバルには、50を超える出展者が参加し、日本を含む複数地域の茶関連製品が紹介された。イベントは2日間で約5,000人の来場者を記録し、昨年を上回る規模となった。ジェトロは海外バイヤー専用オンラインカタログサイト「Japan Street」の広報ブースを設置し、日本茶のプロモーションを展開した。ブースでは和紅茶や煎茶、水出し煎茶、玄米茶、ほうじ茶といった商品が注目を集め、試飲後にはその場で購入する来場者も多かった。
来場者の声として、来年の出展の可能性を問う声やオンラインでの購入方法を尋ねる質問があり、リピート購買の意向も確認できた。イベントで登壇した杉本製茶USAの杉本恭平社長は、80周年を迎えた自社の歴史と日本茶の歴史を紹介しつつ、日本茶輸出の現状と今後の販路開拓の重要性について触れた。杉本氏は20世紀前半の米国向け輸出量と現在の抹茶ブームを比較しつつ、競合の増加と市場の激化に対応する方策として日本茶ならではのストーリー発信の必要性を強調した。