自治体と委託業者間の連携を強化する機能がPosReに追加され、通報から修理・完了報告までを一元管理できる。大牟田市で実証後、2026年10月15日より提供を開始した。
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANは、まちの情報集約・発信サービスPosReに委託業者連携機能を追加し、自治体が市民から寄せられた通報情報を修理業務の委託先へ依頼する作業や完了報告の管理を一元化できるようにした。これにより、自治体職員の業務負荷軽減と市民サービスの向上を目指す。
新機能では、委託業者の名称と連絡先を登録し、課題入力時に選択することで自動的に依頼メールが送信され、委託業者の対応状況をリアルタイムに把握できる。作業完了報告に対する承認・差し戻しもシステム上で行い、差し戻し時には特記事項を添えて通知する。委託業者専用画面や細かな閲覧権限設定、専用チャット機能も提供される。
大牟田市での実証は2026年6月1日から8月31日まで実施され、委託業者への発注業務にかかる手作業の工数削減効果や庁内運用の改善が確認された。参加者はTOPPANと大牟田市都市整備部土木管理課で、実証の成果として特定担当者への負荷偏りの是正や業務継続性の向上が挙げられた。
今後の目標としてTOPPANはPosReを継続的に機能改善し、自治体向けDXサービスの展開を拡大して2028年度に売上10億円を目指す考えを示している。PosReは住民投稿やIoTデータを一元管理・発信するサービスとして、自治体の情報収集と周知をワンストップで支援する。