クラシルはAIアバター「デジタルツインAgent」を提供開始。レシピ検索データと購買データを統計処理し、個人を特定できない形で消費者嗜好を再現する。
クラシル株式会社が、生活者の購買・行動傾向を再現するAIアバター「デジタルツインAgent」を、Kurashiru AI OSの新機能として提供開始した。企業は商品コンセプトや販促案を入力することで、反応をその場で確認できる。何度でも追加の質問が可能で、従来の調査手法に比べ迅速かつコスト効率の高い意思決定を支援することが狙いとされる。
デジタルツインAgentはレシピ動画プラットフォーム「クラシル」のレシピ検索・閲覧データと、レシチャレの購買データを基に、個人を特定できない統計処理を行い、生活者層ごとの嗜好・購買傾向を再現するAIアバターを生成する。導入企業には個人データは提供されない。
活用シーンとして、企業は商品コンセプトや訴求案、価格・容量の改定案、販促テーマを入力すると、反応の高い案や対象層、理由をリアルタイムに確認できる。条件設定で反応の変化をシミュレーションすることも可能で、追加問も再実査不要で同モデルへ質問できる点が特徴となる。
従来の消費者調査は設計から回収・集計・報告まで数週間かかり費用も高額になりがちだったのに対し、デジタルツインAgentは月間約3500万人と接点を持つデータを活用して、なぜ選ばれたかまで理解できるとされる。