10月募集の個人向け国債の利率が3タイプすべて2%台に達した。募集期間は10月8日から30日で、初期利子は10年が2.05%、固定5年が2.39%、固定3年が2.07%となり、いずれも過去最高水準とされます。
10月に募集される個人向け国債の条件が発表され、募集期間は10月8日から30日とされた。これを受けて、10年物の初期利率は税引き前で2.05%、固定5年は2.39%、固定3年は2.07%となり、いずれも過去最高水準となった。
9月1日に長期金利の指標となる10年国債の利回りは3.000%を付け、以降一時3.115%に上昇したほか、6日の入札後の利率は3.1%に達した。これを背景に個人向け国債の利回りは上昇傾向となっている。
日銀の金融政策決定会合で政策金利は1.25%へ引き上げられ、今後の追加利上げの可能性が指摘されている。物価上昇の見通しから長期金利の上昇圧力が働いており、個人向け国債の需要にも影響を及ぼすとされる。
東京都区部の9月消費者物価指数は前年同月比2.7%となり2%超えが8カ月ぶりに確認された。欧米の長期金利上昇も日本の国債利回り上昇の一因と報じられている。
総じて、個人向け国債の3タイプとも2%台へと利回りが上昇しており、安全性を重視する資金運用の選択肢として改めて注目される可能性があるとされます。