トヨタ Gazoo Racingは岡山国際サーキットで開催されるENEOS スーパー耐久シリーズ岡山戦へ、GRヤリス風Mコンセプトのクーペ形状を投入する。新開発の2.0L直列4気筒ターボ「G20E」をミッドマウントで搭載し、低重心化と空力向上を狙う。
トヨタは長年のモータースポーツを起点とした車づくりを進めており、GRヤリス Mコンセプトはハッチバックからクーペ形状へと進化した最新プロトタイプとして岡山の耐久戦へ投入される見込みだ。小倉康宏選手、モリゾウこと豊田章男会長、佐々木雅弘選手、松井孝允選手らが操縦を担当する予定で、現場でのデータ収集が行われる。
車体は従来のハッチバック形状から全高を下げ、流麗なクーペボディを採用。ヘッドライトやテールランプはGRヤリス系の意匠を踏襲しつつ、ミッドシップ配置を想定した空力設計が施されている。
「G20E」と呼ばれる新開発エンジンを中心としたパワートレインと、ミッドシップレイアウトの制御技術が注目される。参戦カテゴリーはスーパー耐久シリーズ岡山戦のST-Qクラスで、搭載エンジンは新開発の2.0L直列4気筒ガソリンターボとなる。
このプロジェクトはモータースポーツを通じた実車データの蓄積を通じ、将来的なMR2の復活やGR専用の高性能モデル開発につながる可能性があると見られている。