中部電力の安井稔新社長が就任日である10月1日に御前崎市を訪問し、市長らと面会する予定だ。浜岡原発を巡る不祥事の経営責任を取って辞任した現職の会長と社長の後任として、信頼回復を図る狙いと伝わる。
中部電力の安井稔新社長が、10月1日に就任する日直後の午前中に御前崎市を訪問することが分かった。訪問時には下村勝市長や市議会の正副議長らと面会する予定で、浜岡原発を巡る問題に対する自治体側の理解・協力を得ることが目的とみられる。
現在の体制では勝野哲会長と林欣吾社長が、浜岡原発の基準地震動データ不正問題の経営責任を理由に9月30日付で辞任を表明している。新社長の安井氏はこの日以降、組織の信頼回復を優先課題として臨むとみられる。
就任日には御前崎市以外にも周辺自治体として牧之原市、菊川市、掛川市、静岡県庁の順に訪問する予定が伝えられている。自治体への出向を通じて、浜岡原発を巡る一連の不祥事の影響を受けた信頼の回復を図る狙いがあるとされる。