野村不動産マスターファンド投資法人が第22期決算を公表し、1口当たりの分配金は3,695円と前期比で増加した。期中は物件を取得2件、売却2件を行い、売却益の寄与で利益を改善した。
野村不動産マスターファンド投資法人は第22期(2026年8月期)の決算を発表した。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,695円となり、前期比で1.7%の増加となった。決算期には新規取得として「プラウドフラット清澄通り」などを含む2物件を取得、また「晴海トリトンオフィスタワーZ棟」など2物件を売却した。寄与した売却益は2,376百万円に上り、のれん償却費相当額を加算した。前期との比較で増益となった。続く期末ポートフォリオは285物件、資産規模は約1兆979億円、有利子負債比率は44.2%だった。
第23期(2027年2月期)については「ベストウェスタンホテルフィーノ東京赤坂」を取得する見込み。新宿野村ビルの稼働率改善と新規物件の収益寄与により賃貸収入は増加する見込みだが、前期の物件売却益の発生がなくなることや支払利息の増加により、前期比で14.4%の減益を見込む。のれん償却費相当額と内部留保の一部を加算する前提で、1口あたり分配金は3,719円と見込まれている。