岐阜県大垣市に本社を置くイビデンが、ICパッケージ基盤で世界シェア首位となると伝えられ、2027年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正した。あわせて、総額約5,000億円規模の投資計画も公表された。
イビデンの主力はICパッケージ基盤やプリント配線板で、同社はエヌビディア(NVIDIA)とインテルを中心に高密度実装を前提とする高機能パッケージ基板を提供している。後工程の重要性が高まる中、日本企業が高難度の製造能力を持つとされ、同社は世界市場で強い立場にあるとされる。
2026年8月4日に公表した2027年3月期第1四半期決算短信を起点に、2027年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高は550,000百万円、営業利益は127,000百万円となる見通しが示された。
写真を伴う記事では、河間事業場の工場棟を中心に、2026年度からの3年間で5,000億円規模の投資計画を決議。先にNVIDIAとIntelから前受金を受け取り、資金繰りを組む方式が取られる。
2026年8月4日の決算短信の要旨として、2027年3月期の連結決算は売上高123,219百万円、営業利益26,880百万円(いずれも前年同期比増)、2027年3月期の通期予想は上方修正の前提となっている。