新薬開発・導入の失敗リスク
FY2017に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2022-Q3。
スズケンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。40社中20社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに23社。
- FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「海外企業への導出活動を継続的に実施しておりましたが、2021年11月の特許更新時までに契約交渉に至る海外企業を獲得できなかったため、導出活動を停止し、本剤のすべての業務を中止しました。」
新薬の導出・開発が進まないリスクが、SK-1404について海外導出先を確保できず全業務を中止する事象として具体化した。 - FY2020対処有価証券報告書
「自社創薬のみでなく、開発パイプラインの導出入あるいは他社協業などのアライアンス活動を通じてポートフォリオ管理を図っております。」
新薬開発中止等のリスクに対し、自社創薬に限定せず、導出入・他社協業を組み合わせたポートフォリオ管理を対応策としている。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「杏林製薬㈱の戦略上の理由によるライセンス契約解除の申し出があり、契約を終了(2020年2月5日)し、後期第Ⅱ相試験を中止しております。」
新薬開発が途中で中止となるリスクが、SK-1404のライセンス契約終了と後期第Ⅱ相試験中止として実際に発生した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「新薬の開発につきましては、全ての開発品目が発売できるとは限らず、途中で開発・発売を断念しなければならない事態、さらには、新薬候補が創出できず、導入等も行えない事態に陥ることがあります。」
新薬開発の途中中止、候補創出失敗、導入不能のリスクを再確認している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「そう痒症治療薬SK-1405については、第Ⅱ相試験で期待していた有効性に満たなかったため、開発を中止しました。」
新薬開発が途中で中止となる事象として、SK-1405の開発中止を再確認している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「そう痒症治療薬SK-1405については、第Ⅱ相試験で期待していた有効性に満たなかったため、開発を中止しました。」
新薬開発が途中で中止となるリスクについて、SK-1405の開発中止という具体的な事象が発生した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「新薬の開発につきましては、全ての開発品目が発売できるとは限らず、途中で開発・発売を断念しなければならない事態、さらには、新薬候補が創出できず、導入等も行えない事態に陥ることがあります。」
新薬の開発・導入失敗リスクを再確認している。 - FY2017初出有価証券報告書
「新薬の開発につきましては、全ての開発品目が発売できるとは限らず、途中で開発・発売を断念しなければならない事態、さらには、新薬候補が創出できず、導入等も行えない事態に陥ることがあります。」
開発途中での断念、新薬候補の創出失敗、導入不能を医薬品製造事業のリスクとして列挙している。