株式取得関連費用等による機械工具販売事業の利益圧迫
FY2018-Q3に初出。4回の記載のうち1回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載はFY2020。
イチネンホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。7社中4社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに7社。
- FY2020削除有価証券報告書
「損益面では、自社製品の生産効率向上を目的とした製造設備更新等により費用が増加いたしましたが、公立学校における空調設置工事の増加等の要因により、空調工具及び計測工具の販売が順調に推移し、また前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社トヨシマ(現:株式会社イチネンMTM)及び当連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社アクセスが売上高増加に寄与いたしました。この結果、売上高は246億71百万円(対前期比42.6%増)、セグメント利益は3億17百万円(対前期比11.3%増)となりました。」
従前の株式取得関連費用による利益圧迫は本年度の事業状況では記載されず、製造設備更新等が費用増加要因として示されている。セグメント利益は前期比11.3%増加した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「損益面では、空調工具及び計測工具の販売は堅調に推移いたしましたが、機械工具及び自動車整備工具の販売は減少いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社トヨシマ(現:株式会社イチネンMTM)が販売増加に寄与いたしましたが、自社製品の生産効率向上を目的とした製造設備の更新等により費用が増加いたしました。この結果、売上高は48億6百万円(対前年同期比35.7%増)、セグメント利益は45百万円(対前年同期比66.4%減)となりました。」
トヨシマ事業の寄与などで売上高は増加した一方、製造設備の更新等による費用増加と一部商品の販売減少により、機械工具販売事業のセグメント利益が前年同期比66.4%減となった。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「また、株式取得関連費用などの販売費及び一般管理費が前期より増加いたしました。この結果、売上高は129億12百万円(対前期比2.6%増)、セグメント利益は1億20百万円(対前期比59.8%減)となりました。」
株式取得関連費用等の増加が年次でも機械工具販売事業の利益圧迫要因として発生し、セグメント利益が前年同期比59.8%減となった。 - FY2018-Q3初出有価証券報告書
「損益面では、空調工具及び計測工具の販売は堅調に推移いたしましたが、電動工具及びDIY用品の販売は減少いたしました。また、株式取得関連費用などの販売費及び一般管理費が前年同期より増加いたしました。この結果、売上高は94億58百万円(対前年同期比1.4%増)、セグメント利益は1億16百万円(対前年同期比47.3%減)となりました。」
株式取得関連費用などの販売費及び一般管理費の増加が、機械工具販売事業のセグメント利益減少要因として初めて明示されている。