気候変動による物理的リスク・移行リスク
FY2022に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。35社中6社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに13社。
- FY2026炭素関連資産の与信増加有価証券報告書
「エネルギー、運輸、素材・建築物、農業・食料・林産物の合計与信額は612,870百万円、与信割合は24.89%です。」
TCFD提言上の4セクターに係る与信額は前年度の5,492億65百万円から6,128億70百万円へ増加した。与信割合は24.89%となった。 - FY2025炭素関連資産の与信開示有価証券報告書
「エネルギー 運輸 素材・建築物 農業・食料・林産物 合計 与信額(百万円) 20,748 97,682 358,680 72,155 549,265 与信割合(% ) 0.94% 4.45% 16.33% 3.28% 25.00%」
気候変動リスクについて、TCFD提言上の4セクターに係る与信額5,492億65百万円、与信割合25.00%を開示し、リスクエクスポージャーの定量把握を拡張している。 - FY2024気候リスクの定量化有価証券報告書
「移行リスクについては、2050年にカーボンニュートラルを目指す社会において、炭素税(排出した温室効果ガスに対して課される税)が導入された場合に、お客様の財務悪化を通じて当行の与信関係費用がどの程度増加するかを分析したものです。この結果、与信関係費用の増加額は最大15億円程度と推計しております。」
気候変動リスクについて、炭素税を前提とする移行リスクの与信関係費用を最大15億円程度、洪水を前提とする物理的リスクを最大8億円程度と定量推計している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
気候変動による物理的リスク・移行リスクについて、前事業年度記載から重要な変更はないと記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
気候変動による物理的リスク・移行リスクについて、前事業年度記載から重要な変更はないと記載している。 - FY2022初出有価証券報告書
「気候変動に伴う異常気象や自然災害による被害の甚大化により、社会インフラ及び当行グループの所有不動産や顧客の資産等に物理的被害が及ぶリスク(物理的リスク)が発生する可能性があります。また、規制強化による省エネ設備の導入コストの発生、温暖化等による農作物への影響、仕入れ価格の上昇などにより、融資先の経営状況が悪化した場合には、当行グループの不良債権処理費用が増加するなど、当行グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当行は、これまでも再生可能エネルギーによる発電への融資やCO 2 排出量削減への取組みを進めてまいりましたが、2019年には台風19号によりお客様や行員、当行店舗が被害を受けるなど、気候変動がもたらす影響は看過できない課題の一つとなっております。」
異常気象・自然災害による物理的被害、規制強化や農作物・仕入価格を通じた融資先悪化などの移行・物理的リスクを新たに主要リスクとして明示している。2019年の台風19号による顧客・行員・店舗の被害も記載している。