証券業務における市況変動・信用取引・主幹事業務リスク
FY2022-Q1に初出。。直近の記載はFY2024。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2024ウェルスマネジメント人材リスクの具体化有価証券報告書
「市況の低迷により顧客の証券投資需要が低調となったり、証券市場のリスクを避ける投資行動が強まったり、リスク資産を保有することそのものに対して消極的な傾向が強まったりすると、収益が大きく低下する可能性があります。また、顧客と長期的な信頼関係を構築し、更なるニーズに応えるためには、業務に精通した人材を育てる必要がありますが、人材が育たずニーズに対応できない又は対応が遅れる事態等が発生した場合は、顧客の信頼を毀損し、ビジネス機会を喪失するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
証券業務のリスク開示に、ウェルスマネジメントの市況悪化リスクと、専門人材の育成遅延による顧客信頼・機会喪失リスクが具体的に加わった。 - FY2023信用取引・主幹事業務リスクの具体化有価証券報告書
「(信用取引について)信用取引については、株式市場の変動に起因して、顧客が損失を被った場合又は代用有価証券の評価額が下落した場合、受け入れている担保が十分でなくなる可能性があります。リスク管理は徹底しておりますが、顧客からの信用貸付金の回収が想定以上に滞る場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。(主幹事業務について)主幹事業務において、当社グループが主幹事証券会社を務める企業が新規上場する過程あるいは上場後に社会的評価が低下するような事態を招いた場合には、その主幹事証券会社の評価にも影響を与える可能性があります。」
証券業務のリスク開示が、市場リスクに加えて信用取引における担保不足・回収遅延、主幹事業務における発行体の社会的評価低下まで具体化した。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「自己の計算において株式・債券・為替等の金融資産を保有しておりますが、急激な市況変動・金利変動等によりこれらの金融資産の価値が変動した場合、取引先が決済を含む債務不履行に陥り保有する有価証券の発行体の信用状況が著しく悪化した場合、加えて、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより当社グループが損失を被る場合等、元本の毀損や利払いの遅延等による損失に対応するため、リスク限度額等を定め、日々モニタリングしております。」
エイチ・エス証券の取得・証券業務開始に伴い、自己勘定取引の市場リスク、発行体・取引先の信用リスク、市場混乱による流動性リスクが新たに開示された。証券業務では自己資本規制比率120%も管理上の基準として示されている。