滞留在庫の増加による棚卸資産評価減リスク
FY2022に初出。11回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」は2026-05-01。直近の記載はFY2027-H1。
中本パックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。7社中3社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに7社。
- FY2027-H1棚卸資産増加有価証券報告書
「現金及び預金が870百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が624百万円、電子記録債権が532百万円、棚卸資産が793百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,553百万円増加し、27,794百万円となりました。」
棚卸資産が前連結会計年度末比793百万円増加した。滞留在庫や評価減の発生自体は当 filing では明示されていない。 - FY2026棚卸資産評価減が増加有価証券報告書
「棚卸資産 4,772,289 4,727,099」「棚卸資産の評価減 75,720 116,857」
棚卸資産残高はやや減少した一方、棚卸資産の評価減は75,720千円から116,857千円へ増加し、滞留在庫の評価リスクが数値化された。 - 2026-05-01悪化株主総会
「当連結会計年度の連結計算書類に計上した金額 棚卸資産 4,727,099千円 棚卸資産の評価減 116,857千円」
前回のFY2025記載における棚卸資産4,772,289千円、評価減75,720千円から、棚卸資産評価減の計上額が増加している。 - FY2025棚卸資産増加・評価減減少有価証券報告書
「棚卸資産 4,274,507 4,772,289」「棚卸資産の評価減 94,295 75,720」
棚卸資産残高は前年度の4,274,507千円から4,772,289千円へ増加した一方、評価減は94,295千円から75,720千円へ減少した。需要変化による滞留在庫リスクの見積りは継続している。 - FY2024棚卸資産減少・評価減継続有価証券報告書
「棚卸資産 4,537,693 4,274,507」「棚卸資産の評価減 97,436 94,295」「将来の経営環境の悪化により得意先からの需要に大幅な変化が生じた場合には、滞留在庫が増加し、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。」
棚卸資産残高は前年度から減少し、評価減も97,436千円から94,295千円へ減少したが、需要変化による滞留在庫増加リスクと評価減の見積りは継続している。 - FY2024-Q3棚卸資産減少有価証券報告書
「棚卸資産が413百万円減少したものの、現金及び預金が1,271百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が574百万円、電子記録債権が114百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,648百万円増加し、21,528百万円となりました。」
前連結会計年度末比で棚卸資産が413百万円減少した。滞留在庫や評価減の発生自体は本 filing では明示されていない。 - FY2024-Q2棚卸資産減少有価証券報告書
「流動資産につきましては、棚卸資産が249百万円減少したものの、現金及び預金が195百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が95百万円、その他が158百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ249百万円増加し、20,129百万円となりました。」
前連結会計年度末比で棚卸資産が249百万円減少した。 - FY2024-Q1棚卸資産の増加が継続有価証券報告書
「流動資産につきましては、棚卸資産が88百万円増加したものの、現金及び預金が165百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ77百万円減少し、19,802百万円となりました。」
棚卸資産は前連結会計年度末比で88百万円増加した。 - FY2023棚卸資産増加・評価減減少有価証券報告書
「棚卸資産 4,537,693千円 棚卸資産の評価減 76,451千円」
棚卸資産残高は前年度の4,292,839千円から4,537,693千円へ増加した一方、評価減は87,613千円から76,451千円へ減少した。 - FY2023-Q3棚卸資産残高が増加有価証券報告書
「棚卸資産が675百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,510百万円増加し、20,311百万円となりました。」
棚卸資産は前連結会計年度末から675百万円増加したと記載されている。滞留在庫や評価減の発生自体は本 filing では明示されていない。 - FY2022初出有価証券報告書
「たな卸資産の評価減 87,613千円」「将来の経営環境の悪化により得意先からの需要に大幅な変化が生じた場合には、滞留在庫が増加し、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。」
棚卸資産4,292,839千円に対して87,613千円の評価減を計上し、需要変化による滞留在庫増加と将来の財務諸表への影響を会計上の重要な見積りとして初めて明示した。