技術陳腐化と知的財産権侵害
FY2016に初出。6回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
プレシジョン・システム・サイエンスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。42社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに3社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「当社グループが保有する知的財産権が無効化若しくは消滅した場合、第三者により侵害された場合又は当社グループが意図せず第三者の知的財産権を侵害し、差止請求、損害賠償請求その他の紛争が生じた場合には、競争力の低下、製品の開発・販売の制約又は対応費用の発生等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
技術陳腐化中心の従来の記載から、権利の無効化・消滅、第三者侵害、意図しない侵害を含む知的財産権リスクへ整理された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「したがって、当社グループが当社グループの技術を特許権等により保全したとしても、例えば当社の主力製品であるDNA抽出に関する新たな概念の技術が発明され、当社グループの特許技術が淘汰されるリスクは常に存在しております。」
技術革新による既存特許・製品の陳腐化リスクが継続している。第三者との訴訟やクレームは発生していない。 - FY2019再掲有価証券報告書
「遺伝子関連業界においては、日々新しい技術の開発が進められています。したがって、当社グループが当社グループの技術を特許権等により保全したとしても、例えば当社の主力製品であるDNA抽出に関する新たな概念の技術が発明され、当社グループの特許技術が淘汰されるリスクは常に存在しております。」
技術革新による既存特許・製品の陳腐化リスクが継続している。第三者との訴訟やクレームは発生していない。 - FY2018再掲有価証券報告書
「遺伝子関連業界においては、日々新しい技術の開発が進められています。したがって、当社グループが当社グループの技術を特許権等により保全したとしても、例えばPSSの主力製品であるDNA抽出に関する新たな概念の技術が発明され、当社グループの特許技術が淘汰されるリスクは常に存在しております。」
技術革新による既存特許・製品の陳腐化リスクが継続している。当連結会計年度末時点で第三者との訴訟・クレームは発生していない。 - FY2017再掲有価証券報告書
「遺伝子関連業界においては、日々新しい技術の開発が進められています。したがって、当社グループが当社グループの技術を特許権等により保全したとしても、例えばPSSの主力製品であるDNA抽出に関する新たな概念の技術が発明され、当社グループの特許技術が淘汰されるリスクは常に存在しております。」
技術革新による既存特許・製品の陳腐化リスクが継続している。当連結会計年度末時点で第三者との訴訟・クレームは発生していないとも記載されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「遺伝子関連業界においては、日々新しい技術の開発が進められています。したがって、当社グループが当社グループの技術を特許権等により保全したとしても、例えばPSSの主力製品であるDNA抽出に関する新たな概念の技術が発明され、当社グループの特許技術が淘汰されるリスクは常に存在しております。」
特許取得による独自性確保を進める一方、他社の新技術による既存特許・製品の淘汰可能性を記載。