マイナス金利・超低金利環境による運用利回り確保の難しさ
FY2019-Q1に初出。9回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2024金利上昇局面のリスク追加有価証券報告書
「これとは逆に、金利の上昇局面においては、平均運用利回りも上昇しますが、保有する公社債の価格が下落することにより、評価損や減損が発生することがあります。また、保険契約者がより高利回りとなる他の金融商品を選好することにより、解約率が上昇することがあります。」
従来の低金利・逆ざやリスクに加え、金利上昇時の公社債価格下落、評価損・減損及び解約率上昇のリスクを明示している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「具体的には、金利の低下局面においては、平均運用利回りが低下する一方で、既に保有している保険契約において設定している予定利率は変わらないため、いわゆる逆ざやが発生することがあり」
低金利による平均運用利回り低下と逆ざやのリスクを引き続き記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「(現在のマイナス金利状態を含む)金利の低下局面においては、平均運用利回りが低下する一方で、既に保有している保険契約において設定している予定利率は変わらないため、いわゆる逆ざやが発生することがあり」
マイナス金利を含む金利低下による運用利回り低下及び逆ざやのリスクを、引き続き事業等のリスクとして記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「(現在のマイナス金利状態を含む)金利の低下局面においては、平均運用利回りが低下する一方で、既に保有している保険契約において設定している予定利率は変わらないため、いわゆる逆ざやが発生することがあり」
マイナス金利を含む低金利環境による運用利回り低下・逆ざやのリスクを再掲している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新たなリスクの発生や既存リスクの重要な変更はないとの説明を再掲している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「資産運用においては、日本銀行のマイナス金利政策の影響で引き続き超低金利環境が継続する中、運用利回りを確保するための取組みが行われました。」
マイナス金利政策による超低金利環境の継続と運用利回り確保の必要性を、実質的な変更なく再掲している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新たなリスクの発生や既存リスクの重要な変更はないとの説明が、実質的な変更なく再掲されている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
個別のマイナス金利・超低金利リスクは再掲していないが、事業等のリスクについて新たな発生や重要な変更はないと記載している。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「資産運用においては、日本銀行のマイナス金利政策の影響で歴史的な超低金利環境となるなか、運用利回りを確保するための取り組みが行われました。」
マイナス金利政策により超低金利環境が現実に生じていると説明している。具体的な不足額や損失額は記載されていない。