コミック市場の拡大と紙から電子への構造変化
FY2022に初出。11回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
TORICOがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。9社中1社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2026市場統計更新有価証券報告書
「2025年のコミック市場(紙と電子の合計)は前年比1.7%減となり、7年連続のプラス成長から一転してマイナスに転じました。これまで市場の成長を牽引してきた電子コミックが前年比2.9%増と伸び率が急激に鈍化し、紙コミックス(単行本)の前年比14.4%減という大幅な縮小をカバーしきれない状況となっております。」
2025年の国内コミック市場は6,925億円、前年比98.3%となり、紙コミック1,652億円、電子コミック5,273億円となった。市場全体がマイナスに転じ、紙の縮小と電子の伸び鈍化が同時に示された。 - 2026-05-14悪化業績予想の修正
「2025年のコミック市場(紙と電子の合計)は前年比1.7%減となり、7年連続のプラス成長から一転してマイナスに転じました。」
紙・電子合計のコミック市場が、従来の成長基調から減少へ転じた。 - FY2025市場統計更新有価証券報告書
「2024年度 7,043 101.5% 1,921 91.2% 5,122 106.0%」
2024年度の国内コミック市場は紙・電子合計7,043億円、前年比101.5%となった。紙コミックは1,921億円、前年比91.2%、電子コミックは5,122億円、前年比106.0%と、紙の縮小と電子の成長が続いている。 - FY2025-H1市場統計更新有価証券報告書
「ECサービスの属する市場環境としましては、公益社団法人全国出版協会 出版科学研究所が発刊している出版指標2024年 秋号によると、当中間連結会計期間の書籍雑誌推定販売金額は464,083百万円で前年同期△4.6%となり、出版業界全体において売上高の減少が継続しております。その中で当社グループが属する紙コミックス市場についても、当中間連結会計期間は前年同期間と比べ約5%減となり、こちらも同様に減少が継続する結果となっております。」
中間期の書籍雑誌推定販売金額は464,083百万円で前年同期比4.6%減、紙コミックス市場も前年同期比約5%減となり、出版業界全体と紙市場の縮小傾向が続いている。 - FY2024市場統計更新有価証券報告書
「その中でもコミック市場(紙+電子の推定販売金額)は前年比2.5%増、当社主力の紙コミック市場においては前年度比8.0%減と、映像化によるヒット作は複数発生しておりますが、出版流通業界全体の傾向と同様に縮小傾向となっております。」
2023年度のコミック市場は紙・電子合計で前年比2.5%増、紙コミックは前年比8.0%減、電子コミックは前年比7.3%増となり、紙から電子への構造変化が継続した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間にあたる2023年4月~2023年12月の書籍雑誌推定販売金額は前年同期比5.7%減となっており、出版流通業界全体において売上高が前年同期比を下回る状況となっております。また、当社グループが属する紙コミックス市場についても、同出版指標2024年冬号によると、当第3四半期連結累計期間の前年同月比の実売金額が9か月連続でマイナス」
出版流通市場の前年割れと紙コミック市場の縮小が続き、紙から電子への構造変化と紙市場の減少傾向を再確認している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所が発刊している出版指標2023年秋号によると、当第2四半期連結累計期間にあたる2023年4月~2023年9月の書籍雑誌推定販売金額は前年同期比6.2%減となっており、当社グループが属する紙コミックス市場も当第2四半期連結累計期間の前年同月比の実売金額が6か月連続でマイナス」
書籍雑誌市場は前年同期比6.2%減、紙コミックス市場も6か月連続で前年同月比マイナスとなり、紙から電子への構造変化と紙市場の縮小傾向を再確認している。ただし、足元の市場全体の減少幅は落ち着きつつあるとも記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「2022年度の国内コミック市場は合計6,770億円、紙コミック2,291億円、電子コミック4,479億円であり、紙コミックは前年度比86.6%、電子コミックは前年度比108.9%となっております。」
コミック市場全体では電子化が進む一方、紙コミック市場は縮小する構造が年度データで再確認された。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所が発刊している出版月報1月号によると、当第3四半期の連結累計期間にあたる2022年4月~12月の書籍雑誌推定販売金額は、前年同期比6.2%減となっており、当社が属する紙コミックスの同期間の市場動向も出版流通業界全体の傾向と同様に前年同期比でマイナスの状況となっております。」
書籍雑誌市場が前年同期比6.2%減となり、紙コミックス市場も前年同期比マイナスの状況が続いている。 - FY2023-Q2紙コミック市場の減速有価証券報告書
「公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所が発刊している出版月報9月号によると、当第2四半期の連結累計期間にあたる2022年4月~9月の書籍雑誌推定販売金額は、前年同期比6.4%減となっております。特に当社が属する紙コミック市場については、同出版月報8月号・9月号によると、紙コミックスの推定販売金額が直近8月で前年同月比7%減、9月で同22%減となっており、直近で書籍全体の販売推移以上の減少がみられております。」
市場全体の拡大を示していた従来の構造に対し、当四半期は書籍雑誌が前年同期比6.4%減、紙コミックが8月7%減・9月22%減となった。 - FY2022初出有価証券報告書
「2021年のコミック市場(紙と電子合計)は推計6,759億円と発表されており、2018年の1.9%増から、2019年は12.7%増、2020年は23.0%増、2021年は10.3%増と前年をピークに増加率は下がったものの2年連続で過去最高を更新しております。」
電子コミックの拡大と、メディア化・巣ごもり需要による全巻買い需要を事業環境の追い風として認識している。